2015年11月22日日曜日

霜月の日、青年はレインコートを纏いヘッドライトを装着して傘を片手に紅葉の山を行く

2015年11月1日
久しぶりの県内採集の記録です。
 
この日はキリシマミドリシジミの採卵、ミヤマシジミ、セダカコブヤハズカミキリ、タニグチコブヤハズカミキリ、ウスタビガを目的に各地を回る予定でした。
 
まずはキリシマミドリシジミのポイントへ
 
 
 
新芽の付け根に卵を発見。
 
何個か見つけられましたが、数はかなり少ないようでした。
 
 
 
次にミヤマシジミのポイントへ移動
 
 
写真はありませんが数匹見られました。しかしボロ。この時期にもいるんですね。
 
 
今度はコブヤハズカミキリを狙ってブナ帯へ
 




紅葉が非常に綺麗でした。
 
寒かったので装備の上からレインコートをはおり、ビーティングネットがなかったので代わりに傘を持って山に入っていきます。
 
 
 
結論から言いますと完敗です。物件はいくつかありましたが時期が遅いためかコブハサミムシすら全然落ちてきませんでした。
 
ヘッドライトを点灯し夜戦に突入しましたがそれでもダメ。傘も壊れてしまったので倒木についていた虫をつまんでブナ帯を後にします。
 
アカバマルタマキノコムシ
体を折りたたんで球形になることができます。
 
 
コマルキマワリ(右)とツヤヒサゴゴミムシダマシ(左)
ツヤヒサゴゴミムシダマシはなかなかかっこいいフォルムの昆虫です。
 
 
ブナ帯を後にしてウスタビガ狙いで灯火巡りをしました。
 
 
ヒメヤママユ♂(上)、ヒメヤママユ♀(下)
この時期だとヒメヤママユも完品は少なくなってきてしまいますね。
 
 
外灯巡りをしているとカップルを多数目にしました。紅葉を見に来たんでしょうけどこんな時間までいったい何をしていたんでしょうかね。まったく不快です。
 
 
ヒメヤママユとケンモンミドリキリガは結構見られましたが結局ウスタビガは姿を見せてくれませんでした。残念です。
 
これで本日の採集も終了です。
 
 
 
To be continued.
 
 

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