沖縄本島に別れを告げて次の目的地である西表島へ。ベニボシカミキリを筆頭に西表島特産種を狙いました。
19日
石垣島経由で西表島に。
(自分の体重とほぼ同じ重量の荷物を持っての移動はかなり疲れました…)
西表島の宿泊先に到着したのは午後6時ごろ。日が暮れるまで付近を散策しました。
ヒメヤツボシハンミョウ
小学生のころから見たいと思っていた虫。沢山いました。
日が暮れたところで宿泊先の管理人さんと一緒にライトトラップを行いました。
コーヒーゴマフボクトウ
黒いリョクモンエダシャク
こんな色の個体もいるんですね…。
しばらくするとヒトリモドキがわんさか飛来してきて幕が大変なことに…。
ヒトリモドキ・オン・パレード
ヤツボシハンミョウ
密かに狙っていたハンミョウ。
モンヘビトンボ
ライトトラップをしている最中Twitterのフォロワーの筑波大の方と琉球大の方に遭遇。明日はベニボシカミキリ狙いで朝からガチ登山をしたかったので今日は早めに切り上げました。
(切り上げたはいいものの片づけをしている最中にイリオモテアオシャチホコが飛んできたりしてちょっと後悔)
20日
早起きして某山に向かいましたが、すでに琉球大の方が先行しているようでした。
遅れをとるまいと西表島のジャングルへと足を踏み入れます。
オオニシキキマワリモドキ
渋い虹色の金属光沢を持った日本最大級のゴミムシダマシ。
ヤエヤマイチモンジ♂
カバシタリンガの幼虫
頭でっかちな面白いイモムシ。
ピナイサーラの滝
落差55メートルは沖縄県最大。滝上からの大絶景には誰もが心を打たれること間違いなし!
この景色を見るだけでも登山した甲斐がありました。
絶景に満足して下山。
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はい、お察しのとおりベニボシカミキリはボーズです。
この日の夜は雨だった上、登山の疲れもあり宿泊先でスマホをいじって1日を終えました。
21日
鳥の声で目が覚めると午前11時…。
11時間も寝ちゃってたよ!!!!!
ベニボシカミキリのポイントはレンタカーで埋まっているだろうと考え今日は海岸近くで採集をすることに。
美しい西表島の海岸
オキナワチョウトンボ
美しい蜻蛉。
オキナワシロヘリハンミョウ
これも小学生のころから憧れだった虫。イメージ通りの場所で見つけることが出来ました。
他にも海岸沿いでヒメスジシロカミキリやイシガキシロテンハナムグリなどを採集。
と、その時
目の前に大きな赤い虫が飛んできました。すかさずネットインすると…
え?
ええええー!!!1ベニボシカミキリさんじゃないですかぁぁぁぁぁwww!!!
意外な場所で今回の遠征の目標を達成。10分くらい興奮が収まりませんでした。
その後付近で粘ったものの何も採れず日没。
今日はライトトラップをやらずにヤエヤマノコギリクワガタ狙いで灯火回りをしました。が、特に良い虫は採れませんでした。
22日
今日が実質最終日ということで気合を入れて戦いに臨みました。
オオニシキキマワリモドキ
ヤエヤマナガハナアブ
大型のかっこいいハナアブ
メスアカオオムシヒキ
上が♂で下が♀。40㎜を超える日本最大級のアブ。
クシヒゲガガンボの一種
蜂に擬態していると思われる巨大なガガンボ。種名はよくわかりません…。
イシガキコガネ、ヤエヤマモモブトコバネカミキリなど様々な昆虫を採集できましたがベニボシカミキリの追加は得られずタイムリミット。
最終日ということでレストラン白浜でお食事。
夜は土砂降りになったものの諦めきれずに雨の中ライトトラップを強行しました。
点灯だァーーー!!!!
シンジュサンが大挙して押し寄せてきました。正確にカウントしてはいないものの少なくとも15頭は飛来したはず。
ナチアオシャチホコ
ヤエヤマサンカククチバ
ツマグロゼミ
今日一番の収穫。美しい蝉です。
午前2時ごろに切り上げて宿に戻りました。
23日
名残惜しいものの西表を後にしました。
とりあえず本命の虫が採集できたので上出来としましょう!西表の大自然に圧倒的感謝!
次回 南西諸島一人旅③ -裏切りの石垣島ー へ続く
胸のキュンキュンとまらないよっ!
To be continued.
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