2016年7月8日金曜日

2016/05/08

 2016年黒川自然観察会
 NPO 静岡県自然史博物館ネットワーク事務所主催の清水黒川自然観察会に参加しましたので遅くなりましたが、簡単に紹介させていただきます。
 

スミナガシ
なぜか私の頭にとまり、一年生が見事に捕獲
模様がきれいですね

シリアゲムシ
オスの腹部先端が鋏のようになっている
この個体はオス

カモシカ
奥のほうまで行った部員は出会えたそうです
私は見られなかった(残念)
ミヤマカワトンボ
大型のカワトンボで、褐色の羽をもちオスは金属光沢の体に腹部先端下側が白くなる
川から突き出た岩などに陣取るオスがみられました
アサヒナカワトンボ
個体によって翅の色などが異なる
ジャコウアゲハ
交尾中
カワゲラ
巣作り中のアシナガバチ
午後からは川での採集も行いました
アカハライモリ
個体によって随分と模様が違います

カワムツ
サワガニ
 今年も多くの生き物が観察できました
来年も参加したいですね。


2016年6月19日日曜日

南西諸島一人旅① -沖縄の快進撃ー

2016年5月18日〜26日



2016年5月17日、筆者は大学生活最後の思い出作りと称し単独で沖縄へと旅立った。



2016年5月18日AM9:30 最初の目的地である沖縄本島に到着。すぐにレンタカーを借りて島北部、山原と呼ばれる地域へ。





       狙うはハグルマヤママユ、ルリモンホソバ、ルイスツノヒョウタンクワガタの三種。




今にも雨が降りそうな天気のため急いで現地に向かう。



しかし一歩遅く着いた時にはすでに雨。夕方まで雨が止むことはなかった。ルイスツノヒョウタンクワガタ狙いで材を削ってみたものの多足類しか出てこなかった。



ボーズを覚悟したが、夜になると雨は止んだ。しかも島北部だけ雨が降っていない模様。



「これはいける!」 そう確信した。




外灯を見て回っていく。


キイロミヤマカミキリ



オキナワシロスジコガネ



シリケンイモリ



リョクモンエダシャク

個体変異の幅に落ち着くそうだがこんな色のリョクモンエダシャクは初めてみた。




昼間に降った雨の影響か湿度が高く条件としては申し分ない。以前来た時の数倍の数の虫が飛来している。




外灯付近を飛んでいた黄色の蛾を何気なくネットイン

ルリモンホソバ

本命を達成。美しい!そして予想以上に大きい!誰もいない夜の林道で一人大喜びした。




イワサキオオトゲカメムシ

大型の格好いいカメムシ。珍しい種類らしく予想外の収穫だった。

ミドリスズメ

擦れているものの初採集。美しい緑色のスズメガ。



その後もミノオマイマイ、サカグチキドクガ、オオマエキトビエダシャク、モンシロモドキ、ヒメニシキキマワリモドキなど初採集の虫が次々と見つかった。ルリモンホソバは何頭か追加を得たもののハグルマヤママユはボーズ。




午前四時、ようやく市街地に帰還。仮眠をとった後レンタカーを返却し、次の目的地である西表島に向かった。





南西諸島一人旅② ー西表のグランドスラムー に続く








2016年6月17日金曜日

新緑の南ア


2016年5月1日ー5月2日

GWは長野県の超有名採集地に行ってきました。


午前10時ごろ現地に到着。昼間はカエデ掬いでカミキリを中心に雑甲虫を狙います。超有名採集地ということで沢山の人でにぎわっていました。

オニヒゲナガコバネカミキリ

気温が低かったためか、虫が少ない感じがしました。

甲虫では他にもコジマヒゲナガコバネカミキリ、ホソツヤヒゲナガコバネカミキリ、カエデノヘリグロハナカミキリ、ミヤマルリハナカミキリ、トガリバアカネトラカミキリ、キンケトラカミキリ、シロトラカミキリ、ヒメクロトラカミキリ、トゲヒゲトラカミキリ、イタヤハマキチョッキリ、ベニボシハマキチョッキリ、ドロハマキチョッキリ、ファウストハマキチョッキリ、ルイスアシナガオトシブミなどを採集しました。
*写真がなくてすみません…。

トホシカメムシ




夜は少し山を下った場所でナイター



ツマアカシャチホコ

近似種のニセツマアカシャチホコも飛来


ユミモンシャチホコ


アオバシャチホコ


アカネシャチホコ


ミヤマゴマキリガ


カラマツ林に生息する緑色の綺麗な蛾。


フトオビホソバスズメ



ハガタキリバ

個人的に一番気に入った蛾。綺麗でカッコいい!!





日付が変わる前に撤収し静岡に戻りました。




To be continued.






2016年4月19日火曜日

桜色の出逢い


桜が咲く季節に現れる大型の蛾にオオシモフリスズメ、エゾヨツメ、イボタガがいます。

このうちイボタガは大学周辺でも見つけることが出来ますが、残念ながらオオシモフリスズメとエゾヨツメはこの辺りには生息していません。

図鑑でしか見たことのないこの2種に会いにいこうと思い立ち、長野県まで行くことにしました。


今回は信州大の方々との合同採集です。




2016年4月10日 天気:晴れ時々曇り

出発したのは午前12時半、だいぶ遅くなってしまいました…。しかし、危ない場面もなく無事に休憩地点に到着。


寝る前に灯火に虫が来ていないか探します。新東名は山の中を走っているので期待できるのではと思っていましたが…。

クロテンヨトウ

キハラゴマダラヒトリ

あとは小さなクルマアツバとヤスデ、ナメクジがいたくらい。

LEDは駄目ですね…。


この後は10時過ぎまでずっと寝てました。

(寒くて暖房をつけたり消したりを何時間も繰り返していたので実際の睡眠時間は3時間くらいだと思います。)


日が高くなってきたところで運転を再開。道中にあるコンビニ、道の駅等にすべて立ち寄り、残存している虫をつまんでいきます。


リンゴドクガ

もふ可愛い!

アオシャチホコ

ほんのり緑色。角度によってもだいぶ変わってきますね。


この他にもケンモンキリガ、ノヒラトビモンシャチホコ、ヒメクビグロクチバ、マユミトガリバ、ホシボシトガリバ、クロフオオシロエダシャク、ハスオビエダシャク、フタナミトビヒメシャクといった蛾が見られました。名前のわからないシャクガも多数見つけています。



目的地まであと少しのところのコンビニに立ち寄ったその時、あるものを発見しました。

オオシモフリだぁーーーーーっつ!!! けど潰されてるーーーーーーーーーーっつ!!!


初オオシモフリスズメは無残な姿で登場。別個体の翅も近くに落ちていました。


残念な気持ちになっているとき、私の前方に大きな影が見えました。


近づいてみると…。




うむ。!(^^)!


オオシモフリスズメ

主に西日本に生息する日本最大のスズメガ。早春の短い期間しか出現しないため目にする機会が少ない蛾です。大きさは何より、鋸状の前翅、おしりをあげた独特のポーズ、セピア色の渋い色合い、すべてかっこいいです!!見つけた時はかなり興奮しました。


さらに…


近くの路上でさらに二頭を発見!はしゃぎすぎたためか写真を撮る前に車内に拉致監禁してしまいました…。


日没までまだ時間があったので付近を散策することに。



幾つか桜の木があり、満開を迎えていました。オオシモフリスズメもこれらの桜で育ったのでしょう。

花見を楽しんでいるうちに日が暮れました。ここで信州大の方々と合流します。


まずはコンビニの明かりを見て回りました。

イボタガ

春の三大夜蛾の一角。幾何学模様がなんとも美しいです。


ウスベニトガリバ

第一印象かっこいい!!! 信州大のTさんに名前を教えていただきました。


マツキリガ、プライヤキリバ、テングアツバなども見られましたがなぜかオオシモフリスズメは一頭も見られず…。仕方ないのでライトトラップをやろうということに。


点灯だァーーーーーー!!!!

私のライトは燃料切れで役に立たなかったので今回は信州大のSさんのライトに寄生させていただきました。(ありがとうございます。)



クロテンヨトウがバンバンと飛来。しばらくすると大きな蛾が飛んできました。シルエット的にオオシモフリスズメではない、イボタガか!エゾヨツメか!

イボタガでした!!!!

信州大のTさんに献上することに。


スジエグリシャチホコ

図鑑では6月より出現となっていますが…。早起きですね。



ハスオビエダシャク、ウスムラサキエダシャク、ウスキエダシャク、シロテンクチバ、アカバキリガ、ナシケンモン、ノヒラトビモンシャチホコなども飛来しました。



ライトラの最中、信州大のSさん、Tさんからは沢山お話を聞きましたが、知識経験豊富なすごい方々でした。私ももっと勉強しなければ!!



そろそろ切り上げようかとしているとき、私の足元でバタバタという大きな羽音が聞こえました。ライトを当ててみると…。

オオシモフリスズメ

最後の最後に来てくれました!!!!!!


一同大興奮、発見者の私に差し上げるとのことでありがたくいただきました。それとともにライトラも終了。




4月11日未明、信州大の方と分かれてモンスター3缶を味方に静岡に戻りました。帰宅途中にもマエキトビエダシャクやエグリヅマエダシャクを見かけました。

マエキトビエダシャク

エグリヅマエダシャク



オオシモフリスズメにたくさん出会えて満足でしたが、欲を言うとエゾヨツメに会えなかったのが少し心残りです。近いうちにまた長野に向かうかもしれませんw



案内をしてくださった信州大の方々には非常に感謝しています。ありがとうございました。



To be continued