2016年3月3日木曜日

北関東マイマイ散歩


記念すべき虫処100本目のブログです!みなさんありがとうございます!






三月の八重山遠征まであと一か月、この間どこにも遠征に行かないのは少しもったいない。どこに行こうか迷った結果、まだ手を付けていない関東、福島あたりに行ってみようと思い立ち、急きょ茨城へと向かった。



今回のお目当てはヒメマイマイカブリ。静岡にも分布しているが、関東の個体は頭部、胸部が鮮やかな色をしている。特に北関東で顕著だ。(1日で満足したら福島、宮城で青いコアオマイマイを狙ってみようかとも企んでいた。)



2016年2月25日AM9:00 静岡を後にする。

茨城に向かう前に東京の六〇脚に寄り道。思いのほか長居してしまった。

茨城に着いたのはPM6:30頃。もう外は真っ暗だった。


宿に向かうのかって? そんなことはしない!

トゥルロロテッテレー! 取り出したのは防寒具とヘッドライト。

夜戦を断行するのである。

↑(キチガイのやることなので皆さんはマネしないようにね☆)

気温0度の中、あらかじめ目をつけておいたH市のポイントへ移動。

開始10分、立ち枯れの隙間に大きめの甲虫の姿が見えた。

ヒメマイマイカブリ♀

そう、ヒメマイマイカブリである。この個体は紫色。初めてみる色彩に感動。綺麗だ。

この立ち枯れからはさらに2♂を追加した。


しかし、その後の追加はなく、場所を変えることに。

2キロほど歩いて別の場所へ移動。

自分の腕くらいの細い枯れ木を割ってみると…


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


中が空洞になっていて一度にヒメマイマイが5頭出てきた。


綺麗すぎるでしょ…うっとり(*´▽`*)


驚くことにこの枯れ木から出た個体はすべて緑色を帯びている個体だった。非常に嬉しい。茨城まで来たかいがあった。

23時をまわったため、このあたりで引き上げることにした。






2月26日、この日はH市のK川へと向かった。

畑の脇にある小さな林、いかにもマイマイがいそうな環境である。


案の定見つけられた。昨日の場所の個体と比べると青みが強い印象を受ける。



しかし、この後数時間は1頭たりとも見つけることができず厳しい現実を突き付けられた。


東北に向かうのも断念。




歩いて歩いて3キロほど上流に向かった。

開始早々4頭を採集。



しばらくして、この材が目に留まった。「わたしたちはここにいます! ここには夢がちゃんとある」という声が聞こえてくる…。マイマイカブリは地面に接している材よりも空中に浮いた材にいることが多い(気がする。)

樹皮を捲ってみると…





キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!集団越冬だぁー!!


バラバラとヒメマイマイが降ってきた。大喜びで拾い集める。


満足したので目当てをゴミムシに切り替えるものの見つかるのはアオゴミムシばかり。

アオゴミムシ

オサ掘りの定番。綺麗な色をしているものの、どこにでもいる且つたくさんいる昆虫。




何だかんだで日が暮れてしまった。結局今日も夜戦をすることにした。

最後に訪れたポイントは駅から近いということもあってか、人が訪れた形跡が目立つ。


帰ろうとしたその時、木の洞に何かが見えた。


ヒメマイマイカブリ

こうしたところに潜んでいる個体は夜戦の方が見つけやすいかもしれない。そのうえ予想以上の集団越冬!!


1か所でこれだけ見つかった。さすがにもうお腹いっぱい。(何気に一頭だけクロナガオサムシが…)


この後は水戸に向かい、ゲームセンターをふらふらしていた。








2月27日

ゴミムシ、オサムシの種類を増やそうと思い今日はM市のN川へ。

カブトムシ(幼虫)

コクワガタ♂

オサムシ、ゴミムシは全くと言っていいほど見つからない。


半分壊されている部分枯れ。何かでてくるか?



ヒメマイマイカブリの集団! N川産ということで、せっかくなので持って帰りることにした。興味深いことに、ここから見つかった個体は黒や紫、緑、藍色など色のバリエーションが豊富だった。


昼過ぎまで採集をして、帰路についた。なお不完品はすべてリリース。





青、緑系の美しいヒメマイマイカブリたちをたくさん見ることが出来て本当によかった。出会えたことに感謝し、そして出会った河畔林がいつまでも残ってくれることを願いたい。



To be continued.











2016年1月7日木曜日

新春採集in三重!

皆さんあけましておめでとうございます!今年も虫処をよろしくお願いします。(不安)

今年は暦の関係上正月三が日が終わったらすぐに現実に戻ってしまう何ともつらいスタート。

しかし虫屋に盆も正月もありません!暇があったら採集これ基本!!!


2016年採集はじめはどこに行こうかな~と考えた結果、西の方にはあんまり採集にいってないなーと思い、帰省がてら三重県まで行ってきました。

2016年1月2日9:30 三重県

今回採集地に選んだポイント。

19時までに戻ってきてね☆と家族に命令されているため最悪でも17時の特急に乗らないと間に合わない! タイムリミットまであと7時間半

しかし結構藪が深くて内部まで入り込めません。

まいったな…

その時目についたものが

おっ!これはフェモラータのゴールでは!!!

全て羽脱した後っぽいけどフェモラータの虫こぶ(ゴール)に間違いない!

周りにあったゴールを手あたり次第に回収します。

*因みにフェモラータとはフェモラータオオモモブトハムシという三重県に定着している外来のハムシのことです。ゴールの中に幼虫が潜んでいます。

タイムリミットまであと6時間半

一通り回収し終えたのでオサムシが入ってそうな物件を探します。

良さげな寝返りを発見

早速掘ってみます。ガシュッ、カシュッ!

ん?なんか乾いた嫌な音が…おっオサムシ出た!

イセオサムシ

アーーーーーッ!特産のオサムシ採れたけど盛大にクラッシュ!!!

内容物までは飛び出なかったので一応持ち帰りました。

がっかりしていたところ掘った土から這い出てくる大型の昆虫が!

マイマイカブリ

初めてのホンマイマイ! (小さいけど)

気付いたら結構時間がたっていたのでフェモラータのゴールをもっと持って帰ろうと思い開けた場所に出ます。


タイムリミットまであと6時間




目が慣れてくるとボコスカ見つけられます。

フェモラータオオモモブトハムシの幼虫

ゴールが壊れて幼虫が出てきてしまうことも。


今は前蛹の時期のようで繭に入っている幼虫を多く見かけました。

駆除の意味合いも込めて持ってきた袋いっぱいに採集。

ふと時計をみたらなんと13時半!タイムリミットまであと3時間半しかない!

対岸によさそうな林が見えたのでそこまで移動しますが…

あれ、思ったよりも結構遠いな…

しかし来てみると先ほどの場所よりもさらに藪が深いうえ第一河原がない…

*説明しよう。執筆者の中では河原の存在が虫の採れる採れないを決めるというセオリーが存在するのだ。なお近くに畑があるとさらにgood!

アーーーこれかなりの時間ロスだーーーっ!まだオサムシゴミムシ全然採ってない(焦り)

急いで引き返す

タイムリミットまであと2時間15分

ここで採れなきゃマジ終了ってことで藪に強行突入。するとよさげな切り株を発見。

バコーン!

スジアオゴミムシ

大型で美しい色彩のゴミムシ。この切り株はスジアオゴミムシとアオゴミムシのマンションでした。

クワガタの幼虫も

さあ移動するかって…あれ…

四方を塞ぐ藪

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?


30分くらい迷った末何とか脱出できましたが…


タイムリミットまであと1時間!駅まで戻る時間考えるとあと30分しか時間がないーー(゚Д゚;)!


うおーーーーっ!(適当に崖を崩す)

ニホントカゲ

アオゴミとマルガタゴミもボロボロ出てきました。これは一発逆転できるぞ!!

さらに掘る。ポロッ


マイマイ二頭目! ん?けどなんか違う…デカいクロナガだ!

ニシオオクロナガオサムシ

初見。家に帰ってクロナガオサムシと比べてみると確かに前胸の形が違いました。

さらには…

イセオサムシ

完品出た!!! これでクラッシュ分を取り返せました。少し離れた場所を掘るとここからもスジアオゴミムシがバラバラと出てきました。



ちゃっかりイセオサムシの追加も。

私が出せるのはアオゴミだけじゃないっ!

これが私の全力だああああああああああああああーーーーーーーッ!
(と〇る科学の超電磁砲第24話の〇レスティーナと戦う〇坂美琴ちゃん風に)



タイムリミットまで残り9分

駅にすべりこむことに成功。特急券をお願いします!!!

駅員さん:すいません。特急券はもう完売しちゃってます。Uターンラッシュですからねぇ。


オワターーーーーーーーwwwww---www-ww-www-www!!!!!!!


結局家に着いたころには20時になっていた。ちゃんちゃん。


To be continued




















2016年1月6日水曜日

伊豆の邂逅

2015年12月28日、今年最後の採集を伊豆で行うことにしました。

伊豆のオサ掘りで真っ先に思い浮かぶのはイズマイマイカブリですよね!!! ということでイズマイマイカブリを探しに行きます!


探しに来たのはいいのですが…

物件がない&護岸工事がだいぶ行われてる

こんなところでマイマイカブリは採れるのか??

バラバラになって各自採集を始めますが…

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1時間経過
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1時間半経過
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物件がないをーーーーーっ!!!!

これもうボウズだわ…っと思ったその時!!

ブーッ、ブッ(ラインの着信のバイブレーション)

Kさんからだ。何々…



Kさん:ふつーのマイマイカブリだったわw

Kさん:車戻る。キリシマミドリシジミの採卵にいこーぜ!


驚愕の事実、マイマイカブリは存在する

Kさん11頭も採っちゃってるし。このままじゃ帰れない!!


物件探して歩く歩く



だいぶ壊されているものの立ち枯れを発見。

入っているか疑問に思ったものの手鍬をいれてみることに

1発目、2発目、3発目…バコッ

ヒメマイマイカブリ(イズマイマイカブリ)

キターーー\(≧▽≦)/-----ッ!!!!!!

イズマイマイカブリ。ヒメマイマイカブリの伊豆半島に分布する個体群です。胸部が黒色で大型化する個体群のようです。いざ実物見てみてみると大学周辺のマイマイカブリとそんなに変わらない気がしますが、多くの個体を比べてみないとわかりませんね。

まだいるかもしれないと思いもうちょっとバコバコしてみます。

ポロッ

あらー!

あららーっ!


思いがけないマイマイカブリの集団!!!!

10頭ほど出てきたところでやめて車に戻りました。

自身マイマイカブリは負けなし!


いつも採集可能!昆虫求めて次の場所に向かっちゃえ! 
(いつもぴょんぴょん可能! 楽しさ求めて もうちょっとはじけちゃえ! のリズムで)

というわけで天城山に。


Kさんはキリシマミドリシジミの採卵に、Hは崖を掘りに山中へ


ルイスオサムシ

富士箱根伊豆の山地に分布するオサムシ。ここではルイスオサムシ3頭と名前のわからないゴミムシ数頭が出てきただけで終了でしたが、山のオサ掘り連敗中の筆者にとってはまずまず楽しめました。

Kさんの方もキリシマミドリシジミの卵をいくつか採卵できたようです。

暗くなったので静岡に帰還。よい採り納めでした。


来年も良い虫がたくさん採れますように!




完