4月29日は日中釣り、夜間ライトトラップという強行スケジュール。ゴールデンウィークなんだから、もっとゆっくり活動してもよかったのではないかと顧みるも、釣り行く奴~~~~?とか言いだしたのは私であったろうし特に反省はしていない。この記事を書いているのは12月、東京では「8年ぶりの初雪になるか」なんて騒いでいるような天気なので、寒かったのか、肌寒かったのか、はたして風が冷たかったのか、思い出す余地はない。ただ写真を見ると長袖を着ているから、“肌寒かった”のではないかと個人的には推測している……いやはや12月ともなると暑がっていた時季も思い出せなくなる(異論は認める)
ここ用宗港は豊穣な駿河湾に面しており、釣れる魚種は豊富だ(いっぱい釣れるとは言ってない)。港は小さいわりに厳しい駿河湾に面してるので港についてる魚は少ないように思うが、回遊魚を狙えばそれなりに楽しめる。けれどヒイラギは裏切らないので坊主ってのはないのだが(苦笑)
ヒイラギ
Nuchequula nuchalis
さて、今釣行で捕獲できた魚種のなかで一際目立ったのはイトヒキハゼ。優雅な水玉模様の顔化粧にも惹かれるが、生態も面白い。ダテハゼやイトヒキハゼなどの一部のハゼ類はテッポウエビと共生することが知られている。手先が器用なエビが砂地に穴を掘り、眼の良いハゼは周囲の警戒を怠らない。捕食者が近づいたら二匹ともども穴に隠れる。またハゼのおこぼれもエビは食しているのだろう(今回は巣に戻れなかったが…)。この仲間は南方系であるように思うが、イトヒキハゼは温帯性のようである。
イトヒキハゼ
Cryptocentrus filifer
いつか海底で慎ましく暮らすハゼとエビの家を見てみたいものである。まぁ水族館でも展示してそうだけど。
釣果:ヒイラギ1 イトヒキハゼ1 アナハゼ1 ハオコゼ1
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