時間が空いてしまいましたが、石垣島遠征3日目(8月31日)の記事です。写真は少なめです…
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疲れが向けきっていない顔も見られ、また朝から曇り空だったが、休んではいられない。
この日はまず高台へ移動した。
高いところなので海を見渡すことができる。
台風の関係もあってかかなりの強風が吹き荒れていた。しかし、これは逆にチャンス。風にあおられて思いもやらなかった虫が手に入ることもあるからだ。はたして生きている鉄アレイと名高い(?)クロカタゾウムシを拾うことができた。やはり風は幸運を運んできた。ラッキーな拾い物である。
風にあおられながらもめげないミカドアゲハ
巻き上げられてきたチョウが大量に乱舞していた。チョウとの戯れを満喫し、次のポイントへ移動。その途中、ふと林道に車を止めてあたりを見ていると、ミヤコキンカメムシを見つけることができた。これでこそ南西諸島とでも言わんばかりにメタリックな体をきらきらと輝かせていた。(しかし写真は残っていなかった…)林道沿いに何匹も群生しているようだった。
より大きくて見栄えがするナナホシキンカメムシも見ることができた。
クロカタゾウムシが散見されたが、特にどの木にいるということはないようだった。
疲れがたまっていたこともあり、昼食のことを相談しつつ少し休憩。結果、マングローブ林を探しながら通りがかったお店で昼食(ソーキソバや八重山そば)をとることになった。
すぐに巣穴に戻ってしまう。
近くに水田の耕作放棄地らしい場所が湿原のようになっており、そこでも採集をした。
この日の夜もライトトラップを行った。
夕食を手に入れてからポイントへ向かう。遠征中の足は基本的にレンタカーだったのだが、夜間の島民ドライバーはめちゃくちゃかましてくる。ほとんどのドライバーがハイビームで目くらましを仕掛けてくるか、無灯火で忍び寄ってくるかする。さすが島だ。
車内では、そんな島ムードにやられたのか(単に疲れがたまっていたのか)テンションが異様に高かった。なぜか始まる出身地自虐大会その他いろいろ…変なテンションではあったがライトトラップに向けた景気づけにはなったと思う。また部員間の距離も縮まったように思う。
ライトトラップではスズメガなど各種蛾、カメムシなどに加えてヘビトンボなどが見られた。また、水辺ではスジゲンゴロウなどを採集できた。
翌日の回収に備えてバナナトラップも仕掛けた。
この日は11時ごろには撤収した。お疲れ様でした。
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