2015年も残りわずかとなった12月、虫処採集ガチ勢はルリクワガタを求めて静岡県内を西へ東へ駆けまわっていた。世間はクリスマスモード一色であるがそんなことどーでもいい!!
静岡県に生息するルリクワガタはルリクワガタ、トウカイコルリクワガタ、ホソツヤルリクワガタの3種類、12月5日、まずはホソツヤリリクワガタの分布西限の地点へ足を運んだ。
行く途中H氏が車酔いで昇天
(H氏、いい加減車に強くなりましょう)
この日の気温
静岡であるにもかかわらず雪が積もっていた。山間部は一味違う。
早速産卵痕を発見、削ってみると…
おっ! これは!
ルリクワガタ♂
タダルリクワガタが飛び出してきた。ユキグニコルリクワガタとは違う緑色の輝き。
ルリクワガタ♀
メスの方も見られた。細枝から出たのでトウカイコルリか?と思ったがどうやらタダルリのよう
最初のポイントではKさんとH氏がルリクワガタを2頭ずつ出して終了。別の場所へ移動する。
産卵痕は見つかるものの何も出てこないという状況が続く
結局ここではKさんが1♂を出したにとどまった。
最後のポイントへ移動やはり産卵痕はあるものの何も出てこないパターンが続く
古い材を一刀両断した時…
ルリクワガタ♂
久しぶりにルリクワガタが出現、しかしこれもタダルリらしい。
日が暮れたため採集終了。Kさんが出したのもすべてタダルリであったことが後に判明。
初めてルリクワガタを手にすることができたのはうれしかったが、同時に他のルリクワガタも見てみたいと感じた。
12月19日
この日は富士山方面に採集に行く。
Looking!The blitz loop this planet to search way.Only my RAILGUN can shoot it
今すぐ! とノリノリで車を運転してポイントへ。燃料が1目盛りも減らないという超エコ運転だった
天気が良く富士山が非常に綺麗だった。
肝心のルリクワガタを探す
やはり産卵痕は見つかるもののルリクワガタは現れない。食痕があってもその先にコメツキムシの幼虫が鎮座しているパターンもあった。
日が傾きかけたころ、ようやくよさげな場所を見つけた
幼虫を発見。Kさんは♀成虫を割り出した。
非常に細い枝からも幼虫が出た
しかし完全に日が落ちてしまい本日の採集もタイムリミットとなった。成果はKさんの1♀、トウカイコルリクワガタだったようである。
12月20日
この日は新たにIさんを交えて富士山方面へ
ガチ登山をしてブナ帯まで標高をあげる。(いつからうちのサークルは登山部になったんだ?)
始めの方は天気が良かったものの…
しばらくするとこうなった。
視界不明瞭、強風、寒さから部員もろもろ気力を削がれ、この日は完敗に終わった。
12月27日
この日はI氏(Iさんとは別人)を交えて県内の某有名ポイントへ
開始10分でKさんが成虫を出す。
確かに個体密度は高いようだ。幼虫は次々と見つかる。
トウカイコルリクワガタ♀(上)、♂(下)
成虫も発見することが出来た。この色彩がまたたまらなく美しい。
その後も幼虫はバコバコ出てくる。
30cmくらいの長さの枝から15頭も出てきたときもあった。
満足いく採集が出来たため今日は日が暮れる前に下山した。
成虫はKさんが6、H氏とI氏が3
この次の日は伊豆で採集を行った。この記事については後程H氏に書いてもらうこととしよう。
To be continued,
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