2013年6月30日日曜日

大谷崩

大谷崩で採集しました。以下簡単ですが報告です。
大谷崩http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E5%B4%A9


大谷崩に向かう途中で赤水の滝で休憩しました。ここも大谷崩に関係する場所です。
 


この虫はなんでしょう…?



エリトラが見えていたので簡単だったでしょうか笑



整備されていますが、適度に空間があり訪花植物も植栽されていて良い
採集地です。ジャコウアゲハとウスバシロチョウが最終盤の時季でした。


 
鬼気迫る採集王



大谷崩に到着。予報は雨に近い曇りでしたが!?高標高ですので雨に注意して駐車場周辺で採集です。



アサギマダラの卵

アサギマダラと食草のイケマ
アサギマダラは渡りをするチョウとして有名ですが、この地で越冬産卵ができているのかもしれません。5月ごろ漁港でアサギマダラが海に旅立つのを何度も目撃しています。この個体は居残り組でしょうか




ルリハムシ
ミヤマヒラタハムシ同様メタリック感がたまらない…!!




ミヤマヒラタハムシ(下画像は左から幼虫、蛹、成虫)



カメノコテントウ



カケス!!鳥撮り難しい…






足元に気をつけながら…落石にも注意です。。



夕方になると天候悪化。一瞬で霧に包まれ細かい雨が降り始めました。急いで下山)^o^(



この時点で雨が降り始め暗い集合写真となる。残念。参加者はお疲れ様でした。特に運転してくださった先輩m(_ )m




ライトトラップ編に続く…


大谷崩 ライトトラップ編

大谷崩 ライトトラップ編 と命題しましたが、大谷崩ではライトトラップはしてません。ごめんなさい。来年こそはしてみたいと考えています。

ここでは以前サツマニシキが採れており期待のポイント。ただ結論を言うと来ませんでした。はい。そんな簡単じゃないですね…ここら辺は山も深いのでポイントがどこなのかよくわかりません…
飛来種は新規の種は特になし。ただ特徴といえば、他の同流域の河川敷ポイントよりも水生昆虫類の飛来が段違いに多いです。特にヒラタガムシはシーツが黒くなるほど来ました。最初は羽蟻かと思ったんですけどね。おそらく本流は流れが激しすぎるのでしょうが、今回のポイントは支流。支流なら流れが緩く高密度で生息していると考えられます。断定はしませんが(本流のポイントは川との間に小規模な林があるため)。
ヒラタガムシの一種
Enochrus sp.


ホソゴミムシの他は蛾が多数。

モモスズメ
Marumba gaschkewitschii echephron

ゴマケンモン
Moma alpium

オオミズアオ

Actias artemis aliena

クビワウスグロホソバとウスバカマキリ 
Macrobrochis staudingeri staudingeri & Mantis religiosa

オオアオホソゴミムシ?
Desera geniculata

カジカガエル
Buergeria buergeri



本来オオアオホソゴミムシは草原環境に生息し、調べてみても九州の草原で採集している事例ばかりです。河川敷で採集したことが気になりますが、月刊むしの報文が手元にあったので調べると、状況的に考えて元々知られていた草原性オオアオホソゴミムシであろうと考えられます。当地ではアオヘリホソゴミムシより少ないものの、多数採集することができます。













2013年6月24日月曜日

100均グッズで標本保管箱作成

本格虫のシーズンが到来しました。
毎週虫を採って標本を作っていると保管場所に困りませんか??
その辺に置いたままでゴキブリに食べられたことはありませんか??
 
というわけで今回は趣向を変えて標本保管箱を作成します。
 
虫屋さんご用達の100円均一ショップ
レモン
オレンジ
Seria
ダイソー
その他
世の中には、たくさんの100円ショップがあります。
実は虫捕りに使える道具が割とあります。
 
今回100均を巡回してましたら面白いものを見つけました。
↓↓↓木箱です。↓↓↓
オレンジで購入した木箱
高さもそれなりにあり、標本を(一時的に)入れておくにはうってつけです。
100均一クオリティですのでヒビがあったり反っていたりするものもありますが、よく探すとそれなりにきれいな箱もあります。
 
お次に買ったのは
↓↓↓デコパネ↓↓↓
Seriaで購入
 本当はコルクボードを探していたのですが、ちょうど良いものが近所で売ってなく断念。
とりあえず標本針が刺さるボードを買ってきました。
 
このボードを木箱の底のサイズにカット
貼り付けます。
パネル貼り付け前

パネル貼り付け後
 完成です。
簡単でしょ?しかも割といい感じに仕上がってます^^
とりあえず防虫剤を入れれば短期間なら保存しておけます。
ガラス面はないですが、蛍光灯や日光で劣化することもないと思います。
 
ドイツ箱などちゃんとした標本箱を買うまでのつなぎ。
標本を入れ替える時の一時的な置き場。
少しだけ標本を持っていく必要があるとき。
などなど
 
是非ともご利用ください。
 
今回の製作費用
木箱×3 315円
デコパネ×2 210円
 
計525円 (箱1個あたり 175円なり)



2013年6月9日日曜日

清沢でのホタル観察会に参加してきました

6/8に静岡県自然史博物館ネットワーク主催の
ホタル観察会に参加させていただきました。
場所は藁科川沿いの清沢地区でした。
 
今年初めて参加させていただいた清沢でのホタル観察会でしたが、
ホタルを多く観察できとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回はゲンジボタルを観察することができました。
 
 
今回はホタルの発光写真の撮影に苦戦するあまり、
活動風景を撮影するのを忘れてしまい不覚の極みです
なので今回のブログは短めです。スミマセンm(__)m
 
という訳で苦戦して撮影した中でも、
微かにホタルの発光写真と分かるものを紹介したいと思います。
努力の痕跡をわずかでも感じていただければ幸いですww



これでも結構頑張ったのですが、
やっぱりホタルの発光撮影は難しいですね。

この地域のゲンジボタルは中間型の発光周期で、
3秒ごとに発光するみたいです。
近くの棚田をよく見ると、ヘイケボタルの幼虫が発光していました。
 
今回は移動などで自然史博ネットワークの方々に大変お世話になりました。
至らない点も多かったとは思いますが、どうもありがとうございました。
 
さてこれからは本格的な虫シーズンに突入しますので、
どのような虫たちに出会えるのか楽しみです。
暑い日々が続きますが、皆様体調にはくれぐれもお気を付けください。
 
また活動があれば随時報告していきたいと思います。
Twitterでも日々の活動報告をしていますので、
そちらも是非ご覧ください。

6月24日追記
清沢ホタル観察会での集合写真
15人でハイ!ポーズ!!