2015年9月26日土曜日

秋の信越採集紀行(前編)

秋の虫を求めて長野県と新潟県へ。院進の都合上K先輩にとっては静岡大学最後の遠征となるため、一同はりきって行ってきました。(といっても参戦したのは執筆者HとI先輩だけでしたが…)

2015年9月11日AM2:00
集合時刻ですが毎度のごとくK先輩の姿は見あたりません。どうやらコンビニのトイレで嘔吐して倒れていたらしく、出発したのは結局午前3時半過ぎ…。K先輩大丈夫か?

午前5時、我々が神のコンビニと呼んでいる県内某所のコンビニに到着。日が昇りかかっていましたが、まだ虫が割と残っていました。

 ヤママユ
 
Hにとっては久しぶりの再会。自分の手のひらよりも大きかったので驚きました。
 
シロシタバ
 
大型のカトカラ
 
写真を撮り忘れましたがゴホンダイコクコガネも何頭か見られました。
 
神のコンビニを後にして長野県へ移動。Hの要望もありコブヤハズカミキリを狙いにいきます。去年K先輩がチュウブマヤサンコブヤハズカミキリを二桁とったという有望なポイントへ。一斉に探し始めますが…

 
全然落ちません

 
 チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ
 
渋くて格好いい虫。本来個体数は多く二桁見れるという虫らしいのですが3人で6匹しか採集できませんでした。やっぱり時期が早いのかな?(見れただけましですが…)
 
環境は素晴らしいのですがね。
 
この後はA川へミヤマシジミの観察に向かいました。思ったよりもたくさんの個体が見れてK先輩は満足げな様子。
 
 
 
写真撮り忘れました…
 
 
 
日が暮れたので昼間コブヤハズを採集した場所へ行き、K先輩創作のライトトラップを行いました。
 
点灯だァーーーー!!!!!!!(トゥロロロッテレー………
 
 
寒すぎ
 
 
こんな気温で虫は来るのか?と思いましたがいろいろな蛾が来てくれました。
 
 ヒメヤママユ

この個体は♀。♂とは体の色が違います。♀を見たのは初めてだったので少し感動
 
ケンモンミドリキリガ
 
地衣類に擬態した美しい翅を持っています。
 
オオトビモンシャチホコ
 
大学周辺で幼虫はたくさん見つかりますが、成虫は初見。
 
ギンボシキンウワバ
 
金色の翅に銀色の紋が並ぶというゴージャスな蛾
 
I先輩はムクゲコノハを採集。写真を撮り忘れましたが他にもキシタミドリヤガやベニシタバも見られました。蛾と戯れている内に寒い夜も終了。明日はどんな虫に会えるかな?
 
 
後編へ続く…
 
 
次回予告:コブ&ヒメオオを狙い北部へ、しかし難攻不落の相手はいっこうに姿を現さない。そこに捧げられし聖人の声。導かれた地で発揮されるKさんの驚異的な力。もうその力は誰にも止められなかった。次回「秋の信越採集紀行(後編)」 お楽しみに!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


0 件のコメント:

コメントを投稿